【改善活動実績】2021年8月度
事務作業に関する改善活動実績です。
【改善前】
◆工程
①荷主から出荷依頼が出された輸出品を仕向先に応じて、仕分け、梱包する。
②梱包単位毎の梱包明細を現場で作成、発行する。
③発行された梱包明細が事務作業員へ渡る。
④荷主より渡された出荷明細を用意する。
⑤出荷明細と合致する品目を梱包明細と突き合わせ、出荷明細へチェックを入れ、梱包明細の対象行にマーカーを引く。
◆問題点
輸出品の内訳として、出荷明細に記載されている区分Aのものと、そうでない区分Bのものがあり、出荷明細との突き合わせをする際、梱包明細の確認作業に時間が掛かっていた。
【改善後】
◆工程
①荷主から出荷依頼が出された輸出品を仕向先に応じて、仕分け、梱包する。
②梱包単位毎の梱包明細を現場で作成、発行する。
③発行された梱包明細が事務作業員へ渡る。
④荷主より渡された出荷明細を用意する。
⑤梱包明細の網掛け行と出荷明細を突き合わせ、出荷明細へチェックを入れる。
◆改善点
梱包明細の発行時、出荷明細へ記載される区分Aの品目のみ自動的に網掛けされるように仕組みを変更した。
◆改善効果
出荷明細との突き合わせが梱包明細の網掛け行のみへと変わったことで、確認作業が容易になった。
該当作業に掛かっていた時間が、約100分/日から約50分/日に削減され、16.7時間/月の改善効果が得られました。